私は体調を崩すとすぐに大きな口内炎ができる体質で、過去には直径1センチを超えるものが3カ所同時にできたこともあります。その時の痛みは想像を絶するもので、水さえもしみるという絶望的な状況でした。そんな私が試行錯誤の末にたどり着いた、本当にしみない食事の記録を共有したいと思います。まず、朝食に最も重宝したのは、プレーンのヨーグルトに完熟したバナナをフォークで潰して混ぜたものです。ヨーグルトは酸味が少ないタイプを選ぶのがコツで、乳製品の膜が患部を優しくコーティングしてくれる感覚がありました。バナナはエネルギー源としても優秀で、噛まずに舌で潰せる柔らかさが救いでした。昼食は、冷やしうどんをさらに柔らかく茹で、薄めた白だしでいただくのが定番でした。温かいうどんは湯気が患部を刺激するため、常温か少し冷たいくらいがベストです。薬味のネギや生姜は地獄のような痛みを生むので厳禁です。夕食で最も助けられたのは、具なしの茶碗蒸しです。卵の栄養が詰まっており、喉越しが滑らかで、ほとんど痛みを感じることなく完食できました。また、どうしてもお米が食べたい時は、お粥ではなく「重湯」に近い状態まで煮込み、少しだけ塩を振ったものを冷ましてから食べていました。おやつには、市販のバニラアイスクリームが意外と良かったです。冷たさが麻痺させてくれるのか、バニラの成分が優しいのか、一時的に痛みが引く感覚がありました。飲み物は、スポーツドリンクを常温にして、ストローを使って患部に当たらないように喉の奥に流し込む工夫をしました。ストローを使うという単純なテクニックは、食事中のストレスを大幅に軽減してくれました。この生活を5日間続けた結果、体重を落とすことなく、無事に口内炎のピークを乗り切ることができました。口内炎の時期は「美味しいもの」を食べるのではなく、「痛くないもの」を探すゲームだと割り切ることが精神的な安定に繋がります。今まさに激痛に耐えている方がいれば、まずは具なしの茶碗蒸しや潰したバナナを試してみてください。きっと、食べる喜びを完全には捨てずに済むはずです。そして、何よりも大切なのは、痛みを我慢して無理に刺激物を食べないことです。一度強い刺激を与えてしまうと、その後しばらくは何も受け付けなくなるほど過敏になってしまうからです。自分のペースで、一歩ずつ回復を待つための食事管理を心がけてください。
激痛の口内炎を乗り越えた私のしみない食事記録